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2月18日 トリチー


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男の子たちは朝からパワー全開、強い力で手を引っ張られるので体力を消耗します。
インドに来るといつも一ヶ月で2キロほど体重が減りますが、
子どもたちと付き合うと相当エネルギーを使うのだと思います。



あっ、この子のTシャツはウルトラマンですね。
自分がこの子ぐらいだった頃、テレビでウルトラマンの放送が始まりました。





この子は顔を合わせるたびに “写真、写真” と写真を撮ることを求めてきます。
けど可愛い子には、ついその求めに応じてしまうのです。 (;^_^A



彼女が集めたディッセンバーの花、
インド風の発音ではディッセンバルとなります。



花だけではなく、こうして手も添えられた方が写真としてイキイキして見えますね♪



トリチーのホームは花が多いので、掃除をしているところも絵になります。



この子もホームマザーの子どもさんです。





さっきのディッセンバーで髪飾りができました。 ^^☆





バングル(腕輪)の写真を撮ると言ったら、たくさんの腕が伸びてきます。
右下のちびっ子は、目の玉がギョロッと大きくてめちゃ可愛いのです。 ^^☆



みんな自分のバングルを写してもらおうと、手が次々と上に重なってきます。
ちびっ子も懸命に一番下で腕を伸ばしているのがけなげで可愛いです♪





右下のちびっ子はさっきの子ですが、目の玉が大きいでしょ♪
彼女はいつも嬉しそうな顔をしているので、
彼女の顔は目の玉と微笑んでいる口元だけが強く印象に残っています。





サントスとホームマザーの子どもさんアレックス、
この写真をアレックスのお母さんに差し上げようとプリントしたら、
サントスも自分のが欲しいと言って、もう一枚追加してプリントしました。



学校にはみんな一緒に登校するので、まずはホームの行く口近くで集合します。



なんでこの子はネームカードを咥えているのかな?





子どもたちの学校は、
  ・プライマースクール
  ・ハイスクール
  ・ハイヤーセカンダリースクール
の順で進級し、その先は日本の専門学校や大学に当たる
  ・カレッジ、ユニバーシティー
となっています。

トリチーのホームの子どもたちは、
なぜか二種類のハイヤーセカンダリースクールに通っていて、
今日は他の子どもたちの学校とは反対の方角ある、
この子たちのハイヤーセカンダリースクールに一緒に行きました。



大きなバイパス沿いを約15分、
15歳ゼンジータと手をつなぎ、いろんな話をしながら歩きました。

話をするといっても、簡単な質問に答えたり、歌を歌ったり、
訳の分からない言葉で問われることを適当に反芻し笑い合ったり、
ただそんなことですが、そんなことがこの子たちにとっては嬉しいみたいです。 (^o^)v

ブラザーの写真も撮るからと半ば強制的にカメラを取り上げられたのですが、
やっぱりこんな風に画角がおかしなことになってます。 (;^_^A



帰り道、通りすがりの彼らから写真を撮ってくれと頼まれました。
インドでは日常の出来事です。



汗だくになってホームに戻り、今度はまた逆方向に行く子どもたちの通学のお供をします。



バイ、バ〜イ♪ この笑顔を見ると疲れも吹き飛びます。
  (本当は疲れがかなりたまってますが ・・・ )





そしてまたホームの近くまで戻ってくると、
最後のプライマリースクールの子どもたちが登校です。



歩いているところを撮ったので、いいタイミングではなかったのですが、
前列左側、二列目の両側二人の子どもたちのバッグのファスナーやバンドが
壊れたままになっています。



子どもたちのバッグが壊れたままになっているのはごく普通のことで、
女の子の服の背中のファスナーが壊れ、
安全ピンで留められているのも当たり前の光景です。

みんな質素にしているということもありますが、
インド製のものは、ファスナーに限らずすぐに壊れてしまう粗悪なものが多いのです。
逆に日本製品が優秀過ぎるのかもしれません。

先日トリチーのマーケットで買ったシュルダーバッグ(200ルピー、三百数十円)も、
買った翌日にファスナーのひとつが壊れ、
数日後には肩紐の根元がちぎれかかっているのを見つけました。

まあインドのものはだいたいがこんなもので、
壊れたら直す、あるいは我慢してそのまま使う、
それがインド流です。



プライマリースクールの子どもたちは、いつも見えなくなるまでずっと手を振ってくれます。
これがあるから、やっぱりどんなにしんどくても行かなくちゃなりません。 ^^☆



今日は写真をプリントするからみんなの写真を撮りましょう♪
みんな写真が好きなので、すぐに集まって来てくれます。



子どもたちと約一時間ちょっと通学のお供をしていたので、
クマールがマーケットに行くのについていくことができませんでした。
それでも有り難いことに別便で町まで連れててってもらうことができました。



もう手持ちのインディアンルピーがほとんどありません。
まず日本円をインドのルピーに交換です。



FOREIGN EXCHANGE の看板が目に入ります。



両替は、パスポートを見せ、書類を書き、少々手続きが面倒でした。
向こうもめったに見ない日本の紙幣に真札かどうか半信半疑です。
次回からは空港でキチンと両替しておくようにします。

スタッフの写真をプリントすると知り、
この運転手さんも自分の写真が欲しいと言われました。
彼らはめったにプリントした写真を手にする機会がないのてしょう。



運転手は昼ご飯は食べないと言ったので、
サントスと二人でレストランに入り、
チキンブラアーニ(鶏肉焼き飯)とグリーンサラダを食べました。



ブリアーニの量が多過ぎです。日本の大盛り以上です。
そしてグリーンサラダの量も多過ぎで、先に食べたいにも関わらず、
ブリアーニを食べ終わる直前に出てきました。



サントスはカレッジ(専門学校?)でコンピュータを学んでいます。
聞いてみると、昔懐かしいCOBOL(綴りはあってるかな?)をはじめ、
C、C++、JAVA等いろんな言語を習得中のようです。

彼が自分の撮ったトリチーの写真や動画のデータが欲しいと言うで、
彼の持っているUSBメモリーにコピーしてあげたところ、
その中の何枚かが、数日後彼のケイタイで見ることができるようになっていました。

けれど驚くなかれ、彼は自分自身のパソコンを持っていません。
データを処理するのは、
友人のパソコンを借りてしたのだそうです。

ホームのコテージで他の小さな子どもたちと暮らす彼にとって、
パソコンはまだまだ高嶺の花なのでしょう。
手持ちのパソコンがないにも関わらず、懸命にソフトを学ぶ彼の姿を見て、
言い訳ばかりしていつも怠けている己の姿を恥じると同時に、
彼サントスの勉学を応援したくなりました。


4時を過ぎると、ちびっこたちから順にホームに戻ってきます。
短い髪に無理矢理くくりつけたリボンを、
お姉さんたちが直してあげています。



今日のおやつ(tiffin)はビスケットとお芋です。
ビスケットを甘いティーに浸すととっても GOOD!です。







これまで数え切れないほど鶴を折ってきたので、
机なしで手で持ちながらでも、かなり速くきれいに折れるようになりました。
みんな折り鶴をとても喜んでくれるので、ついがんばって折ってしまいます♪







トリチーのホームは特に花が多いので、
子どもたちはいつも花を手にしています。
一年中たくさんの花に囲まれて暮らすっていいですね♪





今朝一緒に手をつないで学校に行ったゼンジータは、
いつも明るい笑顔を絶やさない心の優しい女の子です。



こんな子どもたちを見ていて、
この子たちに将来幸せになってもらいたいと真剣に願います。

その願いを現実にすることができるかどうかはすべて自分次第です。
ここインドで子どもたちからたくさんのことを学びました。
今この胸の中には、
子どもたちからもらった抱えきれないほどのプレゼントが詰まっています。

そしてそのプレゼントの紐を解き、己の体にしっかりと身に付けていくのは、
これからの日本での自分の生き方、それしかありません。

自分にとってインドほど深い学びを体験できる場はありません。
そのためにも、『すべての道はインドに通ず』、
この信念を持ち、心して日本での生活を送りたいと思います。


昨日の黒板に子どもが書いた M.Sakai の文字が見えますね。



自分のイニシャルはN.Sですが、父親の名前がマサオでMなので、
最初にMを付けるのだそうです。
初めて知りました。勉強になりますね。

額にインド人風に印(プットゥー?)を書かれてしまい。
カッコイイからと強制的に記念写真を撮られました。



女の子たちが異常に接近してますが、
無理矢理引き寄せてるんじゃありません。
こんなに親しくしてもらっていいのでしょうか?

今日は大きな子が学校の記念アルバムのようなものを持ってきて、
片言の英語で一生懸命写真の説明をしてくれました。
それをみんなが囲んで嬉しそうに眺めています。

外国人に自分たちのことを説明するのがそんなに楽しいんでしょうか、
ものすこく嬉しいですが、それ以上に有り難すぎて困ってしまいます。

写真の下段左から二番目の17歳ジェンシラメリーは、
「今朝はブラザーが一緒に学校に行ってくれて嬉しかった。
 けど今日の礼拝の後、自分のコテージに来てくれなかったらとても寂しい」
「チェンナイのホームには帰る時にも行くのか?
 トリチーにも飛行場があるので、トリチーから日本に帰って欲しい」
なんてことを言ってくれるんですよ。


トリチーは今夜が最後、
明日のお昼には次の目的地サンカランコービルへと向かわなければなりません。
一緒の時が楽しい分だけ、別れが辛くなるのは必然です。
彼女たちの楽しそうにはしゃぐ姿を見ていると、胸が重苦しくなってきました。

遠く離れていても、あなたたちのことは思っているからね、
そしてあなたたちが幸せになれるよう、
日本で自分の役目を果たすからね、
今胸の中で唱えられるのはこの言葉だけです。


コテージには、ジーザス(キリスト)の写真とともに、
ホームの創設者の写真が随所に飾られています。



子どもたちはいつもそれを指さして説明してくれます。
そして写真を撮るよう再々促されます。

子どもたちが尊敬できる対象を持つということは素晴らしいですね。
その気持ち、いつまでも大切にしてもらいたいと願います。



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