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2月14日 トリチー


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今日はバレンタインデーですね。
インドにいるとバレンタインデーはまったく関係のない他国の行事ですが、
インド人たちはとにかく甘い物が大好きで、
なぜか普通のチョコレートだけではなく、
キャンディー、キャラメル、日本から持ってきたマシュマロ、
そういったお菓子類はすべてチョコレートと呼ぶのです。

6時半前に外に出ると、礼拝堂では朝のお祈りの最中でした。



礼拝堂から出る時は、男の子、女の子、みんなきちんと順番に出るのです。



これは何かなと思って見ていたら、少し食べさせてくれました。
カボチャだとのことですが、すごく甘みがあってまるで果物のような味がします。



日本で言うやおかゆ、カンジーを作っています。



こんな道具で掃除をします。



これは葉にいいとされる木の枝をしがみ、歯磨きしているところです。
ウッポンクッティーという木です。





ホームの中は自然が豊かで素晴らしい環境です。
けど子どもたちにとっては当たり前なんでしょうね。





朝食はそのおかゆのカンジーをいただきます。



これにものすごく酸っぱくて、しょっぱくて、苦みもあるピクルスを加えます。
日本の梅干しに相当する味で、ご飯とベストマッチングです。





コテージによってはこんなふうに外で食事をするのです。
いい感じですね♪





学校の課題を見てちょうだい♪



この数学のノートは、左が方眼紙、右側が普通の罫線入りのノートになっています。





今日はクマールとともにマーケットに行くので、
その前に奥さんを近くの小学校まで送りました。
奥さんは小学校の先生です。



トリチーまでの道のりは、中央分離帯に夾竹桃の花が植えられていて、
そこに政党の旗がずっと等間隔で並んでいます。
おびただしい数で、少なくとも5キロは続いていたと思われます。



マーケットはいつ来てもにぎやかで楽しいです。
野菜、魚、鶏肉、マトン、果物、・・・いろんな食材の店が同じブロックにまとまっています。



まずは大好きなミルクサルバートを飲みに行きました。
カクテルのように手間をかけて作り、一杯15ルピー、30円弱です。



今日はサントスとともに、17歳のキンネリーも買い物に付き合ってくれました。



ミルクサルバートがあまりにも美味しいので、
お店の人と記念撮影です。 ^^☆



トリチーマーーケットは広大なエリアで、
目的のものを求め、ただひたすら歩きました。



おもちゃ屋さんは色がカラフルですね。
手前右下は女の人が手首に付けるバングルです。



まずは最も大切なビデオの充電ケーブル(または充電器)を探します。
ここは電気関係の店が集まっている電気街です。



サントスによると、トリチーのマーケットには何でもあるから大丈夫とのことでしたが、
どこに行っても適合するタイプのものが見つかりません。
いろんな人に聞き、離れたブロックの店を何軒も渡り歩き、
7、8軒訪ねてやっと適合するタイプの充電器を見つけることができました。
ものすごく苦労しましたが万々歳です。 ヽ(^o^)ノ
一人だと100%探すのは無理たったでしょう。

提示されたのは汎用型充電器、なんと両極の端子の距離を変えながら位置を合わせ、
バッテリー本体も可変型のストッパーで押さえつけて充電します。 (☆o☆)



こんなタイプの充電器、たぶん安全性の問題で日本にはないでしょう。
また作ったとしても需要があるとは思えません。
さすがインド、何でも力尽くでものにしてしまいます。 ^^☆

トランクケースの修理のこともそうですが、
どんなものでもより高品質のものをどんどん作り、
壊れたりトラブルのある時には修理せずにすぐ交換というのが、
高度な文明社会を支える上で効率の面からもベストな選択です。

けれど身の回りにきわめて高度な製品があふれていても、
そのほとんどすべてをごく一部の技術者しか修理することができず、
一般人は誰も簡単な修理やメンテナンスもできないというのは、
いつ壊れるか分からない砂上の楼閣をどんどんと高く築き上げているようで、
底知れぬ不安を感じます。

また使い捨て文化が効率的であるというのは人間から見た都合で、
それが自然に対して大きな負荷を与えていることは間違いの無い事実です。

インドに来て、日本では当たり前と感じている常識の意味について
深く考えさせられます。


買い物を終えた帰路のバスの中から見た光景、
何か政治か宗教儀式でしょう。



バスでいったんトリチーバスターミナルまで行き、そこで乗り換えです。



こんなジョイントバス、日本にはないですね。



ひっきりなしにいろんなバスが来るものの、
乗るべきバスがなかなか来ません。
あまりにも待ち時間が長いので、グァバを買って食べました。
日本でもジュースとしてポピュラーですね。



待つこと一時間、ようやく来た目的のバスは黒山の人だかりです。



二人はすぐに席を確保し、自分に代わりに座るようにすすめてくれましたが、
こんな満員のバスにギュウギュウ詰めになるのも楽しい経験です。
約二十分間、インディアンテイストを味わいました。

ナーマガンマラムのバス停で下りると小さな商店がいくつか建ち並び、
その横にホームの子どもたちも通っているハイスクールがあります。
夾竹桃が咲き、椰子の木が生い茂り、素晴らしい環境です。



午後4時半、可愛いちびっ子たちが帰ってきました♪





今日のおやつはスイカだね。
日本のスイカと同じ味がしています。









いろんなところから写真を撮ってと声がかかります。



この花の蕾も髪飾りに使います。



石けんで顔を洗っていると、途中はこんなになっちゃいます♪





女の子には花がよく似合います。







インド滞在中は動画の編集はできませんが、
撮ったままの動画ファィルそのままならアップロードできますので、
子どもたちがはしゃいでいる一本をアップします。
雰囲気を感じ取ってください。



広大な遊び場(プレイグラウンド)で、子どもたちはいろんな遊びをしています。



バレーボールは大人気、主に大きな男の子たちが遊んでいます。





このコテージでは、木の枝を使って柵を作っています。
あまり上手にはできませんでしたが ・・・ 。





夜の礼拝の時間(プレイタイム)、いつもその時一緒だった子に手を引っ張られ、
その子たちが座るところに並んで座らせてもらいます。



二時間弱の学習時間は、
いろんな話をしたり一緒に写真や動画を見たり、絵を描いたり、
教科書を見せてもらったり ・・・ 、あっという間に時間は過ぎてしまいます。

8時半からは夕食です。
子どもたちはみな食欲旺盛ですが、
自分は夕方に食べたおやつがお腹に残っているので、
あまり食欲がわきません。
いつものように最初に盛りつけてもらった量の半分ぐらいしてもらいます。



みんな楽しそうに食事をしてますね♪





食事が終わると就寝の時間、
部屋に戻る自分を子どもたちがみんなでコテージの入り口で見送ってくれました。
見上げると、椰子の葉陰から満月が目に入ります。



日本から見る月、インドから見る月、
見る場所は違えども、夜空に輝くその月は同じものです。

日本とインドは自然環境も人の暮らしも大きく異なりますが、
生きる上で大切な基本は同じはずです。

互いの個性を尊重しつつ、互いに高め合える、
これからそんな交流の一助をしていきたいと考えています。
こんなにも素晴らしい日々をインドで過ごすことができたのですから ・・・ 。



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