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このページを更新するのは3ヶ月ぶりですが、
その間順調に英語学習は進んでいます。
怠け者の私としては本当に珍しいことです。
学習が順調に進んだ原因は、
『次回インド訪問時にはより深いコミュニケーションをとりたい』
という大目標があるからなのですが、
もちろんそれだけではありません。
先にご紹介した1日10分!「英語回路」育成計画 [CD付]を使った学習効果が
とても大きく、少しずつでも確実に進歩できているという喜びを感じられること、
これは大きいですね。
ナチュラルスピードの英会話を聞いて理解できるということは、
私だけではなく、ほとんどの日本人にとって未知の領域でしょう。
そこにまだ完全ではないものの、
一歩ずつ確実に踏み込めていっていると実感できるのは喜びというものを超えた、
まさに快感です。
聴き取りだけではありません。
テキストの音読を繰り返し繰り返し行っているので、
英文を読むスピードが確実にアップし、
特に慣れ親しんだ英文は、
ほとんどネイティブスピーカーが読むスピードと遜色ないほどまでになりました。
これもホント、快感です。 (^o^)v
何事においても進歩を実感できるというのは楽しいものです。
年齢を重ねると、そういった機会が減ってくるものですが、
いくつになってもチャレンジすれば新しい世界に入っていけるということを
この英会話の学習を通して感じ取ることができました。
研究好きの私は、英会話学習もどのようにすれば最も効率がいいのか
ということを、いろんな本を読んで研究し、
自らの体験を通してそのノウハウというものがだいぶ分かるようになってきました。
後はただ実践あるのみ。
そしてその実践する意欲が高まるよう、
インドに行ったり外国人と触れたりしながら、
英語を使う機会を増やしていくことだと思います。
英語の聴き取り能力と音読のスピードを飛躍的に高めてくれた
1日10分!「英語回路」育成計画 [CD付には続編があり、
現在それを学習しています。
学習形式は前編とまったく同じで、日本文学の名作から選ばれた題材を元に、
短めの文章を繰り返し聴き取り、音読していくことで、
英語への習熟度を向上させていきます。
これがいわゆる頭の中に「英語回路」を育成するということです。
この「日本名作編」は全部で36単元ありますが、
私はこれを10月2日から17日までの16日間でやりました。
一日にふたつみっつの単元を学習したりしながら、
過去の単元の復習も繰り返し行いました。
それはこのテキストをやりながら、
英会話学習は、たくさんの英文に触れるということも大切ですが、
まず基本的な段階としては、数少ない英文を自分のものとして体に染みこむほど
徹底して習熟することがより大切であることがハッキリと理解できたからです。
この二冊のテキストの英文は、
どれもすでに20回ぐらいは音読していると思います。
はじめの頃と比べると、どれもみな “慣れ親しんだもの” といった感じで
スムーズに音読できるようになりましたが、
まだまだ本来望むべきレベルには到達していません。
たぶん現在の二倍、三倍は音読した方がいいでしょう。
それだけやっても、十分にやっただけの効果は出るだろうと感じます。
ただあまり期間を詰めてやるよりも、
少し間を開けて長いスパンで更に音読を繰り返した方がいいように感じられるので、
いったん新しいテキストを開き、新しい英文に触れる機会を作ることにしました。
現在この「英語回路」のシリーズは三冊出ていて、
私にとっては最後の三冊目「世界名作編」に今日11月1日から入りました。
今日はふたつの単元を学習しましたが、
当然ながら、これまでの二冊よりも最初に触れる英文がとても易しく感じられます。
これもまさしく、カ・イ・カ・ン ですね。 ^^☆
勉強でも仕事でも芸術でも、
どのような分野でもまず最初に基礎的な力を身につけようと思ったら、
基本的なトレーニングを徹底して行うことです。
英語、英会話学習の場合、
その最も有効なトレーニング方法が音読です。
(筆写も効果的です)
禅の世界では、理屈抜きにただ座り、瞑想することの大切さを
只管打坐(しかんたざ)という言葉で説いています。
その言葉から、英会話の達人國弘正雄氏は、
『只管朗読』という言葉を作り、
繰り返し繰り返し徹底的に朗読(音読)することこそが、
英会話学習の王道であると説いています。
英文を読む流れは、『精読 → 只管朗読 → 多読』が理想とのこと、
私も100%納得できます。
まずしっかりとひとつの英文を読むこと、それを繰り返し読み返して習熟すること、
それができて基礎力が付いた段階で多くの英文と触れること、
すべての分野の学習に通じる真理だと思います。
國弘流英語の話しかたは英語を身につけるための方法を真っ正面から解説した名著です。
真剣に英語を学習したいと考えている人、
そして英語を指導する立場にある人たちに是非読んでいただきたいものです。
2008.11.1 Saturday
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