人類とウイルスは共存関係<5>

昨夜サウナに行くと、ガラス窓からテレビが見られるようになっていて、そこに映る夜のニュースでは、定番となったコロナ感染のニュースを真面目な顔をした女性アナウンサーが深刻な声で報じていました。

夜のニュース番組は各局が激しい視聴率争いを繰り広げていると聞いています。
そうすると、報道内容はどうしても過激に、そして多くの人の耳目を集めるものにならざるえないのでしょう。

報道とは極端に言えば印象操作だと思います。
それは送り手側だけの問題ではなく、受け手側である視聴者も内容をしっかりと吟味することなく、全体的な印象という感覚で情報を捉えようとするからです。

「岩手県でついに初の新型コロナウイルス感染者が出ました」
「大阪府で今日は新型コロナウイルスによる死者が三名報告されました」

こう報じられるとその数字の軽重を考慮することなく、受け手側は何か重大なことが起こり、これからもまた大変なことになるのではないかという“印象”を持ってしまいます。

3密対策のための人出状況も、ここで何度も書いている「日本人集団免疫達成説」他3密対策には異論があり、その意義は必ずしも確定していないにも関わらず、ニュース報道で「今日の新宿は先週比で82.3%」などと報じられると、その数字の細かさによってその数字が極めて厳格で重要なものであるかのようなな印象を持ってしまいます。

そして受け手側は「連日これだけ多くの時間を割いて報道しているのだから、新型コロナは日本人の健康、生命にとって極めて重大な危機に違いない」という感覚を抱き、これもまた単なる印象です。
また送り手側もそういう印象を持たすような報道の仕方をしています。

けれど本当に大切なのは印象ではなく実態です。

PCR陽性者は感染者ではありません。
感染以前の段階のただウイルスに晒されただけの曝露者(ばくろしゃ)も含まれていて、その九割以上は無症状か軽症です。

今日報じられたコロナウイルスの死者は患者のプライバシーを考慮して年齢、性別を明かさないと報じていましたが、そのほとんどは何らかの基礎疾患を持たれた高齢者です。

コロナウイルスの死者は死因がコロナウイルスということではありません。
本当の死因がなんであれ、亡くなった人でコロナウイルスの陽性反応が出た人はすべてコロナウイルスの死者としてカウントされます。

それでも8月16日までの新型コロナウイルスによる死者として数えられるのは1098名、インフルエンザを含め、他の様々な疾患と比べて圧倒的少数です。

日本人の死因

にも関わらず、多くの業種、業態、企業や店舗が塗炭の苦しみを味わい、失業して明日の生活に困っている人、田舎に帰省することができない人、PCR検査で陽性が出たために回復後も転居を余儀なくされたり自殺にまで追い込まれた人がいるというのはまさに異常事態です。

本当に恐ろしいのは新型コロナウイルスではなく、それに恐怖し、社会や人の心が萎縮してしまうことです。

コロナ禍によって政府のふがいない対応が浮き彫りになりましたが、中共への忖度で3月9日まで中国人渡航者の入国制限を遅らせたことが日本人に免疫力を付けさせ、結果的には吉となりました。

S型、K型、G型、・・・変異するウイルスに対して免疫力もそれに対応して進化する人体の免疫システムは本当に素晴らしいものです。

様々な菌やウイルスは身の回りに大量に存在し、それは普通に除菌、殺菌したところで完全に取り除くことはできません。
だからこそ免疫力は生命を維持するために欠かすことができません。

日本人は清潔指向で菌に対する耐性が弱く、衛生環境の悪い外国に旅行をするとすぐにお腹を壊してしまいます。

もし京都大学の上久保靖彦教授の「日本人集団免疫達成説」が正しいのであれば、今のように3密を避けマスクをし、菌から遠ざけた生活を続けていると、せっかく獲得した免疫力を失い、海外でお腹を壊してしまうのと同様に、再びコロナの危険性に晒される可能性があります。

免疫力

動物の環境適応力、進化というのは凄まじいものだということを、今日はあるTwitterを見て思い知らされました。

この蛇は、獲物をおびき寄せるために尻尾がまるで蜘蛛が動いています。

これが実際に獲物を捕獲するところです。

びっくり仰天、どういった生命システムがこういう進化を導くのでしょうか。
人間が「潜在能力開発」などと言っているはるか先を実際の動物は生きています。

けれど万物の霊長である人間にも同様の素晴らしい能力があるはずで、なまじ高い知能があるがゆえ印象操作にかかりやすくなりますが、真の知性とは、しっかりと実態を見るところに存在します。

マスコミ報道に踊らされることなく、新型コロナウイルスを正しく見つめ、正しく対処しましょう。

新型コロナウイルス、恐るるに足らずです。